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施工事例|東京世田谷区中町|傾斜天井の浴室を改修|特注オーダーユニットバス浴室に。|bath.R世田谷

メーカーのシステムユニットバスでは対応のできない、傾斜天井の施工事例となります。費用は550万円前後かかりました。

2024年1月17日

 

戸建2階部分の斜めの屋根の下、傾斜天井のユニットバスの交換でした。totoやリクシルなどのメーカーユニットバスでは対応ができないため、特注オーダーでの改修となりました。

 

工事まえ

見た目にはそれほど劣化しておりませんが、1階に漏水しているようで、改修が急務でした。

ただし、複数の業者に調査を依頼したのですが、結局のところ明確な漏水の原因、- 屋根からの雨漏り- なのか、ユニとバス本体からの漏水なのか、そしてその位置ともに不明でした。。。

 

漏水箇所の特定について

解体するまで、厳密には漏水箇所はわからないというのが、私どもとしても回答でした。

しかしながら、一階点検口から、覗けるだけ覗いて、水の滴った形跡や、さび具合などからおおよその箇所特定をし、また、他の原因、天井、屋根、エアコン、全ての可能性をあらいだし、

工事当日に解体後その確定ができるように、また、予測に反した箇所の漏水であっても、

工事工程に遅延が出ないよう、事前に全ての可能性をしっかり把握して臨みました。

 

解体当日

漏水箇所の特定を含め、丁寧に解体してゆきます。

 

だいぶ見えない箇所も汚れが溜まってました。。。

 

漏水箇所の特定

天井裏からの目視、実際に浸水検査、結果やはりユニットバスの洗い場パンとの隙間から漏水しているようでした。築20年ほどですので、やはりユニットバスの場合はそういった漏水が起きる可能性もあって然りです。

 

解体後

戸建の2階部分で浴槽を下げている場合の多くは、「吊り架台」工法でのユニットバスの施工となっていることが多く、今回もそれでした。

 

防水/洗い場パンの搬入

もう今後、漏水は絶対に嫌。そのような観点からも、搬入のハードルは高いですが、浴槽と洗い場全てをすっぽりと防水が取れるように、「一体パン」として床を設計し搬入、施工しました。

搬入はクレーン車を使って吊って、ベランダから搬入しました。

 

 

完成

今回、清掃性を優先し、床や壁をタイル仕上げではなくパネル仕上げとしました。

施工費用:システムユニットバスであれば、100万円中盤でまるっと交換工事ができるのですが、今回は屋根が傾斜天井のため、メーカーシステムユニットバスが採用できませんでした。

 

そのため、かなり割高ですが特注オーダーでの対応となり、施工費用含め、トータルで

550万円ほど費用が必要となりました。

 

私どもとしても、決して安いとは言えません。

 

特注オーダーのユニットバス(浴室サイズ1620等の既成寸法でない場合や天井の形状が異形のもの) の場合、どうしても450万円前後からの本体費用がどこのオーダーユニットバスメーカーでも一般的です。

 

浴室の寸法や仕上げ(タイルなのかパネルなのか)、マンションか戸建なのか、安価なユニットバスなのかしっかりとした機能性ユニットバスなのか、などによって

 

50~450万円とかなり見積もりには差が出て参ります。

 

しっかりと、要件を見極めながら、おしゃれで快適な浴室の検討を進めることが、コスパ良くおしゃれな浴室を手に入れる上で重要です。

 

 

今回のリフォーム:東京都世田谷区中町 / 550万円前後 / 戸建 / 傾斜天井のユニットバス改修 / 現状漏水あり